MANI CLUB RUN

2013年11月16日(土)
☆☆江田島イージーライド・・・?☆☆

今回のクラブランはオレンジライドの前日だし、

          プランナーのbreezeさんも忙しくて、日程がなかなか決まらなかったのですが、

          江田島をさくっと走ろうというものでした。

          が、当のbreezeさんも急に仕事になり、結局3人の参加になりました。

          ぐらんぱさん、ラルフさん、プランナーのY'Sさん。

          このメンバーでいったい何処を走るのでしょうか?

          聞いたときはやっぱりね、と期待通りでした(笑)

          乞うご期待ください。

         

          ラルフさんのレポートでお伝えします。




 秋の好天に恵まれた11月16日、クラブランで江田島にやってきました。今日は初心者でも安心の切串港三高港の50kmイージーライド・・・・の予定でした。行きのフェリーまでは。

今回、仕事や体調の関係で、当初参加する予定だった人の半分が参加できなくなってしまいました。しかも、ゆるポタ寄りの人達ばかりが不参加です。

今回のプランナーY'Sさんの、「元のコースだと昼前に走りきっちゃいそう」という発言をきっかけに、行きのフェリーで即興のコースマネジメントが始まります。とりあえずしびれ峠をみかん畑に替えて・・・と提案してみたところY'Sさんに即座に却下されてしまったので、対案として江田島八幡宮の裏にそれなりの斜度の激坂があるから寄ってみようと言ってみました。

ぐらんぱさんが食いついてきて、さらに激坂といえばと言うことで、真道山展望台を提案してきました。僕は行ったことがなかったので賛成して、さらに裏砲台山の噂を出してみました。ぐらんぱさんが面白そう、見てみたい、とすごく乗り気でした。こうしてコースが決まってしまったのです。この間、プランナーのY'Sさんはほぼ凍っていました。このため彼を悲劇が襲います。
まずは切串から海岸沿いに術科学校横までは定番のサイクリングコース。44号線に入ったところで僕が先頭に出ます。

八幡宮正面の横断歩道のところで左のわき道に入り、右手の壁沿いに進むと・・・・ 平均斜度16%、最大斜度22%、長さ200mほどの坂が。江田島八幡宮に出ることができる裏道なのです。まあ、加重調整がちゃんとできる人なら、ここは登れると思います。
本当にきついところは後半100mほどですし。
登り切った後はみんなで江田島八幡宮にお参りしました。僕は次の日のオレンジライドの成功を祈願しました。
   

次は真道山へ向かいます。ただし、真道山キャンプ場のほうではなく、その裏の山頂展望台へ向かう道です。ここはおよそ3kmほどの山道です。ただ、そのうち2.5kmは平均斜度8%、最高斜度12%ほどの普通のヒルクライムです。Y'Sさんとぐらんぱさんにあっさりおいていかれました・・・が、そのまま走っていると二人が立ち止まっていました。真道山展望台までの最後の2300mは、平均斜度20%、最高斜度25%ほどの鬼坂なのです。

そんな坂をものともせずに笑顔で登るぐらんぱさん。今回、丁度いいことにコンパクトクランクで来ていたので余裕だったとのことです。でも、リアは最大23Tだとか・・・何かが違います。

僕も、真道山入り口から全く足をつかずに登りきれました。
まあ、僕の場合はインナー32・リア25Tの威力ですが。

そんななか、

たった一人ノーマルクランクで来ていたY'Sさんは大変なことに。
イージーライドの前提で来ていたプランナーさんがかわいそうです・・・と言う資格は僕にはないのですが。

 

さて、真道山を下山したら昼食です。

ダウンヒルで一気に身体が冷えたこともあり、おいしくて暖かいものをと言うことでにしむら庵さんにお邪魔させてもらいました。江田島サイクリングでは定番中の定番のお店です。晩秋はうどんがおいしいです。
エネルギー補給が終わったらサイクリング再開です。目指す上り口は砲台山の南にあるので、能海から沖見へ海岸沿いをまったりポタリング・・・にはならず、三人で先頭交代しながら走りぬけることになってしまいました。
「この後待っているものが分かってるはずのに、なんでここで足を使おうとするんですか。せめて上り口までにうどんを消化させてください。」などと思ってもトレインは止まらず斜度10%ほどの登りで完全に千切られ、(丁度いいのでのんびり休みながら走り、)ついに本日のメインイベントにたどり着いてしまいました。場所的には、サンビーチ沖美へ向かう十字路から北に少し行ったところ、普通の砲台山ヒルクライム
(南ルート)では一度大きく東に出てから西に再度戻るのを、ほぼ直線的にショートカットする裏道です。
 距離500m、平均斜度25%、最高斜度30%オーバー。全ての数字が真道山よりさらに過酷になってます。ちなみに、斜度が一番きついところではガーミンの画面を見る余裕なんかとてもなかったので最高斜度はおおよそです。
ここはまだ入り口の斜度が緩やかなところなのですが、すでにぐらんぱさんの顔からも笑みが消え、ノーマルクランクの
()プランナーは歩いてます。  
   

ちなみに、真道山までは一度登り切った後で再度撮影のためにスタントをやっていましたが、ここでは全員息が上がってしまって休憩しながらの登坂でしたので、スタントは不要でした。ついでに言うと、2度も登れるような余裕はありませんでした。まあ、この坂のいいところは、横の車が止まっている場所のようにところどころ平坦地がある点ですね。休憩とリスタートは比較的容易です。

 

そして、2回ほど曲がり角を曲がると視界に現れるのが・・・魔の30%区間!

30%というとあれです。分かりやすくいうと、5m先の道が目の高さにあるわけです。

絶望感が半端じゃないです。

 

ただ、この区間の手前にも、平坦な横道がありました。そこで軽く休み、ガーミンで残り距離が100mほどであることを確認し、覚悟を決めてクリートをはめました。

 結果、ここから普通の砲台山ヒルクライムルートとの合流地点まで、足をつくことなく上りきることができました。
インナー32Tすばらしい。

 上で待っていると、二人もやってきました。

さすがに最後は3人で自転車のりの意地を見せることができました。そう、11月クラブラン、
江田島イージーライドの真の姿は


江田島意ー地ーライド

だったのです!・・・・言ってみただけです。
すいません。

ここまで登ったら、せっかくですので砲台山を登りきってしまいます。

この500mの坂の獲得標高は120m、一方ここから砲台山の山頂までは2.5kmで獲得標高160mです。砲台山自体もヒルクライムレース開かれたことがあるくらいの山道なんですけどね。

 

斜度25%オーバーに目が慣れると、斜度10%でも平地のように見えます・・・などと調子に乗っていたら、足がつりました。調子にのるものじゃありませんね。
砲台山の山頂で記念撮影、やりきった感があります

                             


この後、砲台山を下り、三高港に行ってみたらフェリーまで30分あったので切串まで移動しました。ほぼ平坦オンリーのイージーライドだったはずが、終わってみれば激坂3連打のネタライドになってしまいました。まあ、変な方向に充実したサイクリングではあったと思います。



             いかがでしたか。期待通りでしたでしょう。   
今回のレポートはラルフさんにお願いしました。
ありがとうございました。  
   
   




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